印象に残ったアルベルゲは?その2【スペイン巡礼後談】

グラニョンのアルベルゲで食事の片付けの時に腐ったスープの

大鍋を持ち上げて大騒ぎをしていたイタリア人グループがいました。

そこで知り合った日本人女子、トモちゃんと「おバカイタリアーノが

いるよ〜」と話していたのですが、翌日、グラニョンからの道中、

そのおバカイタリアーノ達と話しながら歩くことに。

ジェノバから来たというダビデに

「ジェノアでプレイした日本人サッカー選手カズ・ミウラを知ってる?」

と聞くと「カズ・ミウラ!覚えているよ!彼は50の今でも現役選手だろ?」

よく知ってらっしゃる〜!!

「日本じゃ、キング・カズと呼ばれているんだよ」

という話から、いろいろ話がはずみ

「なぜ私がエルカミーノを歩いているのか?第1の理由、

それはビールを飲むため!!」

「なに??ビールを飲むためだって??!!」

この一言ですっかり気に入られて

「俺達はいろんな国のいろんな年齢のメンバー

カミーノ・ファミリーとして一緒に歩いているんだ」

「じゅんこはムスリムか?」「NO」

「ビーガンか(菜食主義)?」「NO」

(この質問の意味は、イタリア人達が食事を作るのに菜食主義者だと

イタリア料理が食べられないからだそうです)

「OK! カミーノ・ファミリーに入りたいか?」

(NYへ行きたいか〜!?アメリカ横断ウルトラクイズみたいだが)(古い)

なんだかよくわからないけど面白そうだから「YES! 」

ってことで、この日はトサントスのアルベルゲが昨日のグラニョン同様

ドナティーボ(寄付制)で教会に併設されているから、そこに泊まる

という話になりました。

【TOSANTOS】
San Francisco de Asis Pilgrims Hostel
ドナティーボ(寄付制) 30ベッド

オープンまで外で待つ。

ここもまた、マット。また好位置キープ!

洗面台は少ないので譲り合いで。

バルの中庭で昼から飲み会。

これこれ!これですよ〜!求めていたものは。

その前の数日はフランス人のおっさんと2人で飲んでたし、初日はブラジル人の

おっさんと2人で飲んだし・・・大人数の方がいいに決まってる!!

飲ん兵衛ファミリーは私にピッタリじゃありませんか!

キッチンが狭くて手伝うことがなかったので、

近所の崖にある教会にひとりで散歩。

さっき知ったけど、あのアルベルゲで中に案内してくれたの??

バルで飲んでて知らなかったよ。

さて戻りますか。

泊まったメンバーも前日のグラニョンで一緒だった人がほとんど。

これ一品でちょっと寂しいが、ドナティーボだし、何にも手伝ってないし

文句言えません。

とても素朴な礼拝堂(っていうの?)でミサ(っていうの?)がすすみ

よくわからないままに、紙が配られ、日本人ペレグリーノが

書いていった、カミーノに来られて感謝します、みたいな文を

読み、みんなが賛美歌を唄うのを横目で見て、

グラニョンで仲良くなったドイツ人のイェカが自作の歌を唄った。

彼女はドイツでも、教会で自分の作った歌を歌っているんだそう。

可愛らしい飾り。

長くなったので今日はひとつにしておきます、

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コメント

  1. Ana より:

    悲しいかな、私は下戸なので飲兵衛ファミリーにはなれませんね(笑)

    • a92 より:

      でもAnaさんはリーガ・エスパニョーラに詳しいからいろいろな所で、サッカー話で盛り上がれますね。