ビルバオに呼ばれている・・・のか?

今回のカミーノの日程を考えると、ふつうフランス人の道には40日程度を見積もる

ようで、私も休んで最大40日、でもどうしてもバルセロナでサッカーが観たいし、

バスクに行くのならビルバオも行きたい!

そんなわけで、カミーノは30日間としよう、と考えています。

最初のピレネーを省略して、地図を見るとビルバオのそばとなるとログローニョ、

ここからスタートすることにしようと思っています。

昨夜、と言っても私、夜中に起きておりますので早朝ですが、編み物をしながら

去年録画してあったRailway Storyスペイン大紀行をなにげなく見ていました。

ビルバオからサンティアゴ・デ・コンポステーラあたりを電車で回る特集だったのです。

見ながらビルバオといえば橋に車をぶら下げて渡るビスカヤ橋とグッゲンハイム美術館

ここは行きたいよね〜。と考えていました。

昨日、ピラティス帰りに国立新美術館でやっているニキ・ド・サンファル展

を見ようと乃木坂で降りたら、なんと休館日!月曜日でもないのに〜・・・

さて、来ちゃったんだからどこか行く所ないかしら・・・う〜ん・・・

サントリー美術館でなんかやってるかな?

21_21 Design sight で建築家フランク・ゲーリー展

あ、これ、先週青山歩いてた時にISSEY MIYAKEにポスター貼ってあって

なんとなく気になったやつだ。

じゃ、これ見てこようかしら?

フランク・ゲーリーという人について、なんの予備知識もなかったのですが、

なんとこの人こそ、私が行きたいビルバオのグッゲンハイム美術館の設計をした人で

あるではありませんか!

なんという偶然!!それも今朝、グッゲンハイム美術館の番組見てたし!!

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フランク・ゲーリーがマニフェストについていろいろ語っているVTRが映っているのは

懐かしい昔のテレビ。こうして並べてあるとかっこいい。

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この白いテレビ、うちにあったよ!!なんだか可愛いな。

さてこのフランク・ゲーリーという人は一つの建築を作り上げるために

スケッチから形にしていく段階は、模型を作っては壊し、試しては改良し、

紙や木、布を使ってイメージしたその曲面を鋼鉄やチタンという硬い材質のもので

最終的に形作るのです。

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このイメージを

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いろんな素材を使ってアイデアを膨らませて形にしていき

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紙と布で作ったイメージが

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建築としてちゃんと形になっている!

そして、3Dのソフトを開発して、自分の表現したい形を完全に図面化し、

それはどこにどんなビスを打つという細かいことまでを具体的に示し、

工場で加工できることによってコストや納期を抑えられるというシステムで、

新国立競技場もこの人にお願いしたい!

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私はこれまでなぜグッゲンハイム美術館に行きたかったかというと、

特別、建築が見たかったわけではなく、NYのグッゲンハイム美術館も大好きだし、

現代美術も好きだし、有名な犬のモニュメントも見たいし・・・

という漠然としたイメージしかなかったのです。

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これがグッゲンハイム美術館の写真。

チタン素材の建物に日が当たると色が反射してまたイメージが変わる。

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この展覧会を見て、この建築をよく見たい!

古い鉄鋼の街並にこの斬新な建物がどうマッチしているのかしていないのか、

見てみたい!

国立新美術館がたまたま休みで導かれたこの縁、

これはビルバオに呼ばれているね、

そう思うしかありません。

楽しみだ〜。

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コメント

  1. おくの より:

    こんにちは、サンチャゴ巡礼のサイトを巡っていてこちらにたどり着きました。
    巡礼の準備、手作りしていて楽しそうですね。
    私は今年、フランス人の道を歩いてきて、余りの素晴らしさに来年は北の道と、余力があればポルトガルの道も途中から歩きたいと計画中です。
    5月のはじめ頃に出発しようと思うので、もしかしたら顔を合わせるかも知れませんね。(笑)

    • a92 より:

      おくのさん

      こんにちは。コメントありがとうございます!
      おくのさんのブログ参考にさせていただきますね。
      一年掛けて楽しみながら準備しているのですが、今、家のことで問題が起こり、雲行きが怪しくなってきました・・・航空券手配済なのに・・・
      行けるといいんですけれど・・・
      でも来年行けなくてもいつかは行けるさ!と思っているところです。

  2. おくの より:

    お返事ありがとうございます。
    私は行きたいと思うようになってから14年も掛かったので、行きたいと思ってさえいれば必ず行けますよ。
    虜になるほど素晴らしい体験が待ってますよ‼

  3. cio より:

    はじめまして。私は2015年から3年にわけてカミーノ歩く計画続行中の者です。今年は4月末にログローニョから続きを歩きます。ニベア青缶やら石鹸ネットやら自分と同じチョイスでニヤニヤしてしまいました。ヨーロピアンに教えてもらったのですが洗濯バサミの変わりに安全ピンが軽量化に役立ちますよ。バックパックにくっつけて乾かしながら歩くときにももってこいです。
    カミーノはいつでも待ってくれています!

    • a92 より:

      cioさん はじめまして。
      まあ!ログローニョから!すごいかぶっていましたね。
      残念ながら家の事情で今年は断念になりそうです。
      まだ航空券はキャンセルしていないのですが・・・
      安全ピン。参考にさせていただきます!!荷物リストに加えます。
      そうですね、カミーノは待ってくれますね、ありがとうございます!!

      この所忙しいのとモチベーションが落ちたのと、全然更新できていませんが、
      また来年を見据えて準備に励もうと思います。
      cioさん、またアドバイスお願いします!

  4. おくの より:

    安全ピン、私もバックパックに2つ取り付けて乾かない靴下を下げてました。洗濯バサミだと落としてしまいますが、安全ピンなら安心でした。
    今年の航空券、とうとう買ってしまいました。
    行き、5/10羽田>パリ、帰りバルセロナ>成田で税込7万円です。
    どちらもドーハ乗り継ぎですが、メチャクチャ安いと思いませんか?
    それとパリのドミトリーとTGVの切符も手配しました。
    今年のカミーノ決定です。
    a92さんも来年を楽しみに、今を頑張ってくださいね。

    • a92 より:

      「洗濯物は歩きながら乾かす」これポイントですね。^ ^

      日系の航空会社も燃油サーチャージが4月以降なくなると聞きましたし、航空券は今が買い時ですね。
      私は去年にマイレージで押さえたのですが(キャンセルしました)、ついこの間来たメールでKLMも4月26日が7万5千円だと知り(安い〜!)、来年は焦らずに2月まで待とうと思いました。
      今、円高が進みましたし、海外に行くのには最高の時期ですね。

  5. おくの より:

    書くのを忘れてしまいました。
    靴がローカットと言うことですが(私も同じ)、足を故障しないように行く前にたんと鍛えておくことをお薦めします。
    足首や膝回りの筋肉を鍛えておかないと現地で苦労しちゃうと思います。
    私も1月から8キロの水を背負ってトレーニングしています。
    週に数回、6キロから12キロ程度の道のりですが、やらないよりずっと増しです。是非。

    • a92 より:

      普段家で仕事しているので歩かない日は一日100歩くらいだと思います^ ^;
      トレーニング絶対必要です。

      • おくの より:

        昨年のサンチャゴ巡礼に行ったときの思い出をまとめました。良かったらご覧になってください。
        http://m.gmobb.jp/zav14930.value//camino_frances/CaminoFrances.html

        • a92 より:

          >おくのさん
          地図と写真が連動していて見やすくてすごくいいですね!!
          これってテンプレートとかあるんですか??

          • おくの より:

            早速見てくれてありがとうございます。
            フラッシュを使い、いちから手作りなのでテンプレートはないんですよ。
            余りに長い期間を旅したため、どこをどう歩いてどこに泊まったのかがアヤフヤだったので、それが一本の線として見られるようにしました。
            1日分を4枚の写真で構成して4枚目が泊まった所です。
            こうすると自分の足跡が一目瞭然で気に入ってます。

  6. a92 より:

    それはすごい!!
    これは他の場所にも応用がききますから、アプリ開発したら売れると思いますよ!

  7. おくの より:

    あはは、、、売れるようなアプリを作れれば趣味と実益が両立して笑いが止まりませんね。
    趣味でWindowsプログラムは沢山作りましたが、アンドロイドやスマホで使えるアプリと言うものを知りません。
    もう年だし興味がサンチャゴに移ってしまったからか、昨年は30年ぶりにプログラムを1つも作らない年でした。
    最後に作ったのがこれですが、見られますかね?
    http://m.gmobb.jp/zav14930.value/soft/
    ダウンロードできたら解凍してください。桃井小かるた.exeが実行ファイルです。

  8. 匿名 より:

    カミーノが終わったらアプリの作り方研究をぜひ。

    プログラムありがとうございます。
    残念ながら見られませんでした。
    エクセルが入っていないからかもしれません。

  9. おくの より:

    何度もすみません。
    パソコンがWindowsならエクセルは関係なくプログラムは単体で走ります。
    VisualBasic6を動かすためのオプションみたいのが必要ですがWindowsなら普通は最初から入っています。
    解凍すると沢山のファイルができますが、その中にある「桃井小かるた」をダブルクリックして起動させます。
    画像が表示されない場合はネットからFlashプレーヤーをダウンロードすれば見られるようになります。
    見てもらえると嬉しいですが。。。

  10. おくの より:

    おはようございます。今日はビルバオを通過してポルトガレテに泊まる予定です。昨日はビルバオ手前で当てにしていたアルベルゲが開いてなく二時間ほど宿を求めてさ迷いました。三軒目に見つけたホテルにチェックイン。高いけど背に腹は変えられませんでした。日本人にはまだ一度も会ってません。

    • a92 より:

      おくのさん お返事遅くなりましてすみません。
      タイに旅行しておりました。
      その後いかがでしょうか?
      大分歩き慣れてこられたのではないでしょうか?

  11. おくの より:

    タイですか、いいですね~。毎年海外ツアーに元同僚と一緒に行ってるので、その内タイにも行きたいです。私のカミーノの方は絶好調に近いです。でもフランス人の道と比べると情報が少なく、手探りで旅を続けてる状態です。ヨーロピアンはみんな立派なガイド本を持ってますが、日本語で北の道の本はないのでGoogleマップを印刷して持参です。だから毎日、明日はどこに泊まるの?と回りに聞いてます。
    北の道は歩く人がフランス人の道の一割です。その為アルベルゲも少ないのでペリグリノの連帯感が強いのが最大の魅力です。
    4日前から腰が痛くなり始めて一昨日が最高潮でした。歩いてる間はいいんだけど腰を下ろして休んだ後がエライこっちゃになります。慎重に半歩ずつ足を出しながら、時々「あっ」と言いながら10分ほどゆっくり進むと痛みが引いてきます。こりゃ敵わんと薬局で身振りで軟膏を買い求めました。ボルタレン、足のマメなどに有効なメーカーと言うのは知ってたけど、腰痛に効くのも扱ってたんだ。これが嘘のように効いて今は大丈夫になりました。