サコッシュをタイベックで試作してみた

サコッシュ、最近流行ってますよね。地味に。(それは流行っていると言わない?)

姉が夏頃、BEAMSで買ったというサコッシュを持っていて、

「これなんていうんだっけ?」

「サコッシュでしょ?」

「そうそれ!すごい便利だよ」

「私は自分で縫うから」

と言いつつ、なかなか腰を上げなかったのですが、そろそろ縫おうか・・・

キューベンファイバーをすでに3年くらい前に買ってあるんですけどね。

キューベンファイバーとは

DCF(ダイニーマ®・コンポジット・ファブリック)は通称キューベン・ファイバーと呼ばれ、ダイニーマ®繊維をUV樹脂でラミネートした極薄ののフィルム状の生地です。ダイニーマ®は軽量にもかかわらず非常に強靭なポリエチレン繊維です。重量ベースで見た場合、鉄の15倍、アラミド繊維の40%以上の強さをもっています。ダイニーマ®は水に浮き、水分、紫外線、化学薬品に対して優れた耐久性があります。キューベンファイバーは防弾ベストにも使用されている強靭で超軽量の繊維です。高い防水性がありますが通気性、透湿性はありません。

OMM / アウトドア・マテリアル・マートより抜粋

アメリカのRipstop by the Rollってところから取り寄せて。

BEAMSではキューベンファイバーのサコッシュも売り出すようです。

友人Y子に見せると、キューベンファイバーを持って普通の格好?重さは関係ない?

キューベンファイバーがくしゃくしゃ過ぎるから汚いおっさんが持つと

コンビニ袋に思われるかも。

(汚いおっさんはBEAMSでは買い物しないと思うが)

と言ってて、キューベンファイバーを街歩きにってどうなんでしょう?

カッコイイのかな??

そんな微妙なキューベンファイバーのサコッシュを

私が作るわけは、軽さももちろんですが、キューベンファイバーはナイフでも

切れないんですよ。

え?本当か?それじゃ、どうやってカットして作るんだ??

そうだよね〜・・・ナイフでも切れないって大袈裟だったか??

本当のところはまだよくわかりませんが、

私がスペインに友人と行ったのは20年くらい前(また古い!)

マドリードの中心地、プエルタ・デル・ソルの前の信号待ちをしていた時

友人E子の後ろにピッタリとくっついて立つ男性がおりました。

E子は「あら、イケメン♡」と顔を見たのだそうです。

顔を見られたイケメンはスーッといなくなり、

「あ〜!バッグ切られてた!!」

ピッタリくっついたイケメンはスリだったのです。

顔を見られて未遂で終わったと。

私もその前年、ローマの地下鉄で小芝居をして大声で話していた夫婦連れに

バッグを切られて手を入れられ、化粧ポーチのファスナーを開けて中を

探ったけど貴重品が入っていなかったという未遂で終わったことが。

そんな経験により、スペインのスリにも切ることができない

キューベンファイバー。どう見てもヤワなのに。

それでサコッシュを作ったる!と思ったわけです。

高級品ですのでまずは試作をタイベック(ハード)でしてみます。

形は私がヨーロッパに行く時にいつも使っているエプロンバッグ、

これみたいのがいいなと。

スリが多いヨーロッパでは体に密着するエプロンのようなバッグなら

安心なので。

これのお陰でローマでも貴重品はココに入れていたのでスられず。

でもカミーノ中は邪魔なのでショルダーにしたい。

そんなわけで2wayにしようと。

このエプロンバッグの構造だと接ぎ目が多いから防水性に欠けるので

もっとシンプルな形でマチはスッキリとガゼットにして6センチ。

全然違うか?形 www 大きさは同じくらい。

底には水抜きのハトメの穴を付けたい、しかし、今もっているハトメの

ポンチが安物のためきれいにいかないので保留。

中には貴重品を繋いでおくためのベロも欲しい。

ベルトは100均で買ったペットボトルホルダーをラオスに持っていったら、

旅の途中でDカン部分が千切れて、ベルトだけ持ち帰ってきたもの。

これ使えそうなので。

でもDカンがないのでそこも保留。

出来上がり〜!

簡単〜。

タイベックは紙と同様折れば線がつくので、折り目をきれいに折っておき

マチ針で留めたいところは両面テープを使い留めて、すごく縫いやすいです。

形も大きさもこれでよし。

Dカンが揃ったら制作にとりかかります。

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