【スペイン巡礼後談】カミーノ中の食事は?

行く前、私は自炊はしないな。と、思っていたのですが、

自炊したほうがアルベルゲのキッチンでいろいろな人と仲良く

なれたりするかしら?

一応、何かを持っていこう!と考え直しました。

でも、いつものように基本は、重いのは嫌だ。

私は食に柔軟なので旅行中に日本食が恋しくならず、

味噌汁とか梅干しとかお茶とか必要なく、何か作るならお醤油は

あったほうがいいけど・・・液体は重い。

粉の醤油もあるけど、高いし、買うほど必要でもない。

結局持っていったもの

○スティックタイプのコンソメ(100均)3本

○サラダ塩(これがあればあとはオリーブオイル掛ければいいだけじゃん?

これも100均)3つ

○キャベツに混ぜるだけの調味料(簡単でなんか使えそう。100均)2つ

○フリーズドライのカニ雑炊とにゅうめん(具合が悪くて何もできない時用、

セブンイレブンにて)各1

持っていったものの、使ったのはキャベツに混ぜるだけの調味料で

一度だけ作った唐揚げの味付けに使ったのみ・・・

具合も悪くならなかったし日本食も食べたくならなかったので

フリーズドライも食べず・・・

全然使わず帰る前に捨ててきました・・・

大きい街のスーパーには小さいキッコーマンのお醤油売ってました。

必要なかったけど。

アルベルゲにはクチーナ付き(キッチン付き)のところとないところがあります。

調味料は前に使った人が残したものも置いてあったりします。

ナイフは大抵切れません。

お皿や鍋は揃っています。混んでいると順番待ちになりますが。

コンロは3口のところも多いです。

キッチンが付いている所には大抵韓国人の人達が一緒に料理を作ってます。

彼らはバラバラで来ているのですが、食事の時にはまとまって一緒に

作って一緒に食べています。

男の人も兵役に行った時に覚えたミリタリー料理といいながら作るし、

おばちゃんは大鍋で食堂か?!っていうような料理を作っていました。

韓国人ペレグリーノは何しろ人数が多いので、大きなアルベルゲだと

10人以上はいると思います。

いつもいつも会うので、すごい沢山の人達と仲良くなりました。

私は仲間にイタリア人が3人いたので、キッチン付きの

アルベルゲではいつも全て彼らが料理を仕切ってくれました。

イタリア人は男子も料理上手。

買い物についていっても、何を買うのか見ているだけ。

料理はカットするのを手伝うくらい。

ムール貝って初めて扱った。髭みたいなのを取って洗えばよし、

ということでした。

アンティパスト、メイン、デザートの3品を毎回作ってくれます。

リゾット、チキンのホワイトソース煮、イチゴとピーチのデザート

イチゴに思い切りレモンを絞り砂糖をいっぱい入れるのがポイント。

これがまた美味しい。

パスタ、トマトサラダ、チーズとパテのパン

その時そばにいる人も巻き込んでみんなで食事。

みんないい顔してる。

おかげで随分豪華な食事をお酒込みで毎回5ユーロ程度で食べられました。

カミーノ中、イタリア人と仲良くなることオススメですwww

クチーナ付きでないアルベルゲには、

ペレグリーノメニューの食事が食べられる所も多かったです。

10ユーロから14ユーロくらいでワインが1本ついてたところもあり。

ガリシア風スープ。カブとポテトと何か葉っぱ

チキン

ガリシア風スープ これは豆と青菜(なんだったろ?)

ビーフの煮込み

ガリシア風スープって私はよく選びましたが、

店によっていろいろ違ってて、要は素朴な野菜のスープだな。

デザートもついてます。アイスとか、果物とか。

ドナティーボのアルベルゲでみんなで作って食べる所、

オスピタレイロが作ってくれる所もありました。

これについてはアルベルゲの項目で書きま〜す。

朝食はバルでケーキとカフェ・コン・レチェ

バルのホームメイドでカステラのようなケーキを置いてる所が多かった。

素朴な味で気に入り、よく食べた。

ドーナツやクロワッサンもたまに食べた。

ガリシアは牛が多くて酪農がさかん。

このおばさんはドナティーボ(寄付制)でお菓子などを振る舞ってくれて、

このサッパリとした手作りのチーズに自家製濃厚なハチミツ

激ウマ!

これは歩いてる途中のバルで、タルタ・デ・ケソ(チーズのタルト)

これもバルのホームメイド。下の台がビスケットをコーヒーに浸したもので

コーヒー味と濃厚なんだけどさっぱりしてるチーズのバランスが、思いの外美味しかった。

忘れられない味。

これもタルタ・デ・ケソ

チェコ人のピーターがこれ美味いよって言ってたので期待したが、

上のタルトよりジャムが付いてる分甘かった。

バルでケーキはなぜかフォークをブスっと刺して出される。

パン・コン・トマテ

ポンフェラーダのカフェで注文しようと思った時に

眼の前でこれを食べてる人がいて、美味しそう!!同じものくださいと頼んだ。

オリーブオイルとすりおろしトマトと塩、それだけで、激ウマ!

気に入って日本に帰ってきて作ってるけど、トマトの水分が多くて

水を切るとすごく少なくなっちゃう。

こんなに沢山作るのには何個もトマトが必要。

色も味ももっと薄いし。

これはお昼にバルで食べたエンパナーダというガリシア名物。

薄いパン生地にラタトイユみたいな野菜が挟まってて美味しい。

ガリシア名物 プルポ(タコ)

プルポが食べたい!プルポプルポ言ってたら、プルポを食べるならメレデだ、

と言われて期待してた。

グツグツ煮たタコに粗塩とパプリカがかかっただけのシンプルなもの。

しかし、日本で食べたことのない柔らかさ。8ユーロ

プルペリア エセキエル 

観光客とペレグリーノがいっぱい。

食事は充実していて、全然飽きることなかったです。

バルでのピンチョスやタパスについてもまた今度。

〜追記

このポテトチップスがお気に入りで、毎日のように食べてました。

オーガニックのオリーブオイルでサッパリ、カラっと揚がってる。

食べきれないから、嵩張るけど持ち歩いてました。

自分用のお土産に買って帰ってきました。

日本じゃこれ手に入らないし・・・どこかに売ってないかな?

行動食には、

ちょっと大きめの町にはお菓子屋さんがあるので、バラ売りで

クッキーなどを買って持ち歩いたり、

スーパーでチェリーを量り売りでちょこっと買ったり、

バナナを1本買ったり、プラムも買ったな。

アストルガという町でチョコレートが名物のようだったので

それを持ち歩いたり。

私はその程度しか持ち歩かなかったですが、

みんな、スーパーでパンとハムやチーズを買ってサンドイッチ

していました。

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